⽇本海事協会(東京都千代⽥区)は、「働きやすい職場認証制度」をドライバーや一般層に広くPRし、ドライバー職を身近に感じてもらうことを目的に、高速SAのシャワーブースと紙コップに広告展開を実施している。同協会は、広告の内容について、「『初恋の思い出に呼びかける』『あるなしクイズ』など、見る人の関心を引きつける工夫と仕掛けを施した」としている。

シャワーブース内の広告は、中日本エリアの牧之原SA、中井SA、鮎沢SAの22ブースに設置。「初恋の相手はどんな人でしたか? その人はきっと、あなたに優しかったはずです」と優しい思い出への呼びかけで始まり、「今のあなたに優しい職場の目印」として認証マークを印象付けることを意図しているという。

同協会は、「シャワーブースは、商業ドライバーの方が休憩の際に利用される割合が高く、じっくりと広告を見てもらうことができる個室空間であることが特徴」とし、「運転で疲れた体を癒しにきた人が思わず見入ってしまう可愛い内容、その上で自分の状況を振り返り見直してもらうきっかけとなるようデザインを工夫した」としている。

 

一方、広告入り紙コップは、西日本エリアの岡山・広島・四国・熊本ブロックの18SAで60万個を配布予定。利用者はファミリー層が多く、潜在的な求職者とその家族にPRする狙いから、「あるなしクイズ」形式を採用。同協会によると、クイズの答えの「ホワイト」と、ヒントに「働きやすい職場認証マーク」を並べることで、働きやすいホワイト企業と認証マークを結び付けて記憶してもらうことを意図したデザインになっているという。

 

同協会は、「さらに多くの方に認証を知っていただくと同時に、ドライバー職を職業選択の一つとして考えるきっかけになれば」としている。

 

◎関連リンク→ 働きやすい職場認証制度