テルヤン:なぁなぁカズキ、聞いてや!稚内に本社がある宗谷バスのドライバーさんたちのお話めっちゃ感動するで!

 

カズキ:なんやねん、いきなり。どんな話なん?

 

テルヤン:それがな、日本最北端の路線バスを走らせてる会社で、昭和39年に入社した黒田さんと山下さんっていう大ベテランドライバーの半生が熱いねん!

 

カズキ:へぇ〜、東京オリンピックの年か。長いこと働いてはるんやな。

 

テルヤン:せやねん!黒田さんなんて、中学生の時に修学旅行で見た白手袋の運転手さんにあこがれて、卒業式の次の日にバス会社に入ったんやて!最初は車掌からのスタートやけどな。

 

カズキ:ええ話やな〜。でも厳しい冬の北海道で何十年もバス運転するって、相当な根性やと思うわ。

 

テルヤン:せやせや!しかも昔は宗谷岬を過ぎて乗客おらんくなったら、「ハンドル握ってみるか?」って若手に運転させてたらしいで!今じゃ絶対アカンやつやけど。

 

カズキ:ちょっと!それアウトやろ!今の時代やったらコンプライアンス違反で一発アウトやで!

 

テルヤン:せやな〜。でもな、そうやって技術継承してきたんやろな。山下さんはメカ好きで整備士目指してたけど、運命のイタズラで運転手になったんやて。

 

カズキ:なるほどな。今でも北門神社のお札貼って安全運転祈願しながら、あの極寒の地で人々の暮らし支えてるんやな。昭和から令和まで、ずっと地域の足として走り続けるって、ほんまに尊敬するわ。

 

テルヤン:せやな〜。ワイらも見習わなあかんな。ちなみに、ワイもバスの運転手に憧れてたんやで〜!

 

カズキ:はぁ?お前免許すら持ってないやないか!まずそこからやで!

 

 

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出典元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e250e755063230777ce11d97d8771dac091d2afb

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