テルヤン：おーい、カズキ！ちょっと聞いてくれや！昨日スーパーで北海道のジャガイモ買うてん。うちの近所なのに、なんでそんな遠くの野菜が買えるんやろ～って不思議に思ってん。

 

カズキ：なんやテルヤン、急に。そんなん当たり前やろ。でも、確かに考えたことなかったわ。どうやって届いてるんやろな？

 

テルヤン：せやろ？めっちゃ気になってちょっと調べてみてん！これな、全国のトラックドライバーさんが夜通し走ってくれとるおかげなんやて！

 

カズキ：なるほどな～。そういや、深夜にトラック走ってるの見たことあるわ。でも、どこから来てどこに行くんやろ？

 

テルヤン：実はな、日本中に「中央卸売市場」っちゅう場所があって、そこが食材の集まる大きな拠点になっとるんや！豊洲市場とか有名やけど、全国にあるねん。

 

カズキ：へー！そこにいろんな産地から食材が集まってくるわけやな。ほな、そこからどうなるん？

 

テルヤン：そこでセリがあって、正しい値段が決まるねん。そのあと仲卸業者さんや小売店に運ばれて、最終的にウチらの食卓に届くっちゅうシステムや！

 

カズキ：なるほど！だから山の中でも新鮮な海の幸が食べられるし、都会でも全国の野菜や果物が手に入るわけやな。

 

テルヤン：せや！このシステムがなかったら、旬の食べ物はその産地周辺でしか食べられへんし、値段もバラバラになってまうねん。

 

カズキ：ほんま、知らんところで頑張ってくれてる人おるんやな。漁師さんに農家さん、トラック運転手さん、市場で働く人…みんなのおかげやな。

 

テルヤン：せやせや！今日の晩ご飯、ちょっと感謝して食べてみるわ～。あ、でもカズキ、これってコンプライアンス的にOKなんかな？

 

カズキ：何言うてんねん！感謝するんは大事やろ！むしろ持続可能な食文化のために必要なことやで。ありがたく頂きましょ！…でもテルヤン、感謝するだけやなくて、食材を無駄にせんことも大事やからな！

 

 

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出典元：https://mainichi.jp//mainichi.jp/articles/20251205/ctp/00m/020/006000c

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