年末シーズンを迎え、人や物の移動が活発化する中、長崎税関が警戒態勢を強化しています。密輸品の流入やテロ行為を未然に防ぐため、水際での監視活動が本格化しているのをご存知ですか？

 

「国民の安全を守るという使命感を胸に、全スタッフが一致団結して監視業務に邁進します」と酒井健太郎税関長は職員たちに呼びかけました。出動式では約30名の職員と2頭の薬物探知犬が集結し、それぞれの持ち場へと向かいました。

 

港や空港では「ボルテックス号」という好奇心旺盛な探知犬が活躍中です。その飼育担当者は「この子の鋭い嗅覚で違法薬物を発見し、私たちの安全を守りたい」と意気込みを語っています。

 

今年前半、同税関管内では薬物関連6件と金密輸2件の摘発実績があります。特別警戒は11日まで続き、一般市民への啓発活動も並行して行われます。皆さんも不審な荷物や行動を見かけたら、情報提供にご協力いただけませんか？税関での検査にもぜひご理解をお願いします。

 

 

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