住友林業グループのホームエコ・ロジスティクスが展開する「JUCORE（ジュコア）物流」サービスが、2025年11月1日からリフォーム現場への資材配送を開始しました。これまで新築物件に限定していたサービス範囲を拡大し、既存建物の改装工事にも対応することになります。

 

このサービスの強みは何でしょうか？配送拠点を半径10～20km圏内に多数設置することで、現場への輸送距離を短縮しています。また異なるメーカーからの建材を一括で届ける「共同配送」方式を採用することで、トラックの積載効率を高め、配送回数を約6割削減できるのが特長です。

 

首都圏と関西エリアに計16ヶ所の拠点を構え、時間指定や多階層への搬入、無人納品など、現場ごとの細かなニーズに応える柔軟性も魅力となっています。新築住宅市場が縮小傾向にある一方で、2040年には9兆円規模に成長すると予測されるリフォーム市場へのサービス拡充は、大きなビジネスチャンスといえるでしょう。

 

今後の展開として、2026年には東海地方、2030年までに福岡県へのサービス拡大を計画しています。さらに建材メーカーからの幹線輸送も手掛けることで、建材業界の物流全体を効率化する総合サービスを目指しています。建築現場の人手不足解消や環境負荷低減にも貢献する持続可能な物流モデルとして、あなたの建築プロジェクトの課題解決にも役立つかもしれません。

 

 

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