原油急騰で軽油代が2倍に!運送会社の悲鳴
なんでこんな急に値上がりしてんの?
テルヤン:なぁカズキ、えらいこっちゃで!燃料代がとんでもないことになっとるらしいわ!
カズキ:なんやねん急に。どないしたんや?
テルヤン:それがな、世界の原油価格がめちゃくちゃ跳ね上がっとんねん。ブレントとかWTIっちゅう国際的な指標がな、一気に119ドルまで急上昇したんやて。100ドルなんか軽く突破しとるわ。
カズキ:うわぁ、それヤバいやつやん。で、軽油の値段はどうなんねん?
テルヤン:そこが問題でな。危機前は1リットル145円くらいやったのが、今の状況やと260円台まで上がる計算なんやて。しかも一番高い時の価格で計算したら288円や。ほぼ2倍やで!
カズキ:倍って…運送会社さん、これ持ちこたえられるんか?
テルヤン:ほんまやで。しかもな、実際の値上げは1週間から2週間遅れで反映されるから、来週以降に一気に跳ね上がる可能性が高いんやと。もっと悪化したら326円とか、最悪のシナリオやと350円から375円になる試算もあるらしいわ。
カズキ:もうそれ、経営成り立たんレベルやん…。
運送会社が今直面してる現実とは

テルヤン:さらに厄介なんがな、燃料サーチャージの仕組みなんよ。
カズキ:燃料サーチャージって、燃料代が上がった分を運賃に上乗せするやつやろ?それあかんのか?
テルヤン:理屈ではそうなんやけどな、実際には時間差があるねん。算定する期間と実際の価格にズレがあるから、数日で30%も急騰するような状況やと、サーチャージが追いつかんのよ。
カズキ:ほな、その差額は誰が負担すんねん?
テルヤン:運送会社が自腹切るしかないんや。2024年4月から物流関連の法律で標準的運賃の制度が強化されて、転嫁しやすくなったんやけど、こんな短期間で倍近く上がることは想定されてへんかったんやろな。
カズキ:制度が追いついてへんのやな。中小の運送会社は特にキツいやろな。
テルヤン:せやねん。荷主さんとすぐに交渉できるかどうかが、資金繰りの分かれ目になってくるわ。さらにな、海運も同じ状況なんよ。日本の船主協会は危険地域の運航を止めとるし、シンガポールの燃料価格も急騰しとる。
カズキ:航空貨物もヤバいんちゃうん?
テルヤン:その通りや!シンガポールのジェット燃料が過去最高値を記録しとって、航空会社の燃油サーチャージも大幅に上がる見通しやで。陸も海も空も、全部アウトや。
価格だけやない!もっとヤバい問題が
カズキ:値段が上がるだけでも十分ヤバいのに、まだあんのか?
テルヤン:それがな、価格やなくて「量」の問題も出てきとんねん。中国が燃料の輸出を止めるよう指示したり、タイも輸出禁止の命令出しとるんや。インドも輸出を抑えとるらしいわ。
カズキ:ちょっと待て。輸出止められたら、日本の会社が軽油買おうとしても買えへんってことか?
テルヤン:そういうことや。アジア圏内で精製品の取り合いになって、日本が「買い負け」するリスクもあるんやて。値段の問題どころか、そもそも手に入らんかもしれんっちゅう話や。
カズキ:それもう完全に非常事態やん!政府は何してんねん?
テルヤン:石油備蓄の放出準備は進めとるらしいで。G7でも共同放出の協議しとんねんけど、それは原油の話やからな。精製して軽油になって末端に届くまでには、まだまだ時間かかるんや。
カズキ:すぐには助けにならんってことか。現場は待ってられへんのにな。
運送会社が今すぐやるべきこと

テルヤン:ほんで、運送会社が今すぐやらなアカンことが2つあるらしいわ。
カズキ:おう、教えてくれや。
テルヤン:1つ目は、荷主さんとの燃料サーチャージ交渉を即座に始めることや。原油100ドル超えは想定外やなくて現実になったんやから、前提条件が変わったことを共有せなアカンねん。
カズキ:なるほどな。で、2つ目は?
テルヤン:自社の燃料調達契約を確認することやな。長期契約でリスク回避できとる会社と、その場その場で買っとる会社では、これからの損益が全然違ってくるんやて。
カズキ:確かにな。契約内容次第で天国と地獄やな。
テルヤン:せや。情勢がどう転ぶかわからん中で、運送経営の体力が試される場面に入ったってわけや。ドライバーさんも会社も、ほんま大変な時期やで。
カズキ:こういう時こそ、業界全体で協力せなアカンな。ドライバーさんも会社の人も、しっかり情報共有して乗り切ってほしいわ。うちらも応援しとるで!
テルヤン:ほんまやな。コンプライアンス守りながら、みんなで知恵出し合って頑張ろうや!
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出典元:http://www.logi-today.com/921538
