国家備蓄放出が現実味!軽油高騰で運送業界どうなる
ホルムズ危機で政府がついに動いた背景
テルヤン:なぁカズキ!えらいことなってきたで!政府が石油の備蓄を出すか検討し始めたらしいわ!
カズキ:え、マジで言うとるん?それってよっぽどのことやで。
テルヤン:せやねん!ペルシャ湾の海峡が通れんようなって、原油が入ってけーへん状況なんやて。しかもな、日本向けの原油が1400万バレルも現地で動かれへん状態になっとるらしいわ。
カズキ:それはヤバいな。製油所に原油が届かんかったら、軽油も作られへんようになるやん。
テルヤン:そうなんよ!元売りの会社がもう政府に「備蓄使わせてくれ」って要請出しとるねん。しかも手続きも早くしてくれって言うとるみたいやで。
カズキ:現場は待ったなしってことやな。それで政府はどう動いとるん?
テルヤン:最初はな、「まだ大丈夫や」って言うとったんよ。官房長官も経産大臣も「影響ない」って会見しとった。せやけど元売り各社から要請が来た途端に態度変わってん。
カズキ:わかりやすいな(笑)。でもそれだけ事態が深刻ってことやろ。
原油価格の急騰と供給不安の実態

テルヤン:さらにな、原油の値段がめっちゃ上がっとるねん!ブレント原油って指標があるんやけど、週末に92ドル台まで跳ね上がったんやて。
カズキ:一週間でどんだけ上がったん?
テルヤン:なんと28%や!一週間で3割近く上がるって、もう異常事態やで。海外の証券会社は「100ドル超えもあり得る」って言うとるらしいわ。
カズキ:そんな上がったら、うちらの業界は完全にアウトやん。
テルヤン:せやねん。しかもな、イラクが減産に入ったし、クウェートも貯蔵できる場所がないから減産し始めたんやて。湾岸地域全体で供給が細ってきとるわけや。
カズキ:日本って確か原油のほとんどを中東に頼っとるんやろ?
テルヤン:その通り!95%以上が中東からの輸入で、そのうち70%がホルムズ海峡を通ってくるねん。せやから今回の封鎖は直撃やで。
カズキ:備蓄はどれくらいあるん?
テルヤン:合計で254日分あるらしいわ。国が持っとる分が146日、民間が101日、あと産油国との共同備蓄が7日分や。国際的な基準の90日は超えとるけど、これが長引いたら民間の備蓄はどんどん減ってくで。
カズキ:アジアの他の国はどないなっとるん?
テルヤン:タイは原油と石油製品の輸出を止めたし、中国も大手の製油所にディーゼルとガソリンの輸出制限かけたんやて。みんな自国優先で動き始めとるわ。
暫定税率廃止カードは切り済みの現実
カズキ:せやけど備蓄を放出したら、軽油の値段は下がるんちゃうん?
テルヤン:それがな、そう簡単にはいかんのよ。備蓄放出の目的は民間の備蓄を補うためであって、市場の値段を直接下げる仕組みやないねん。
カズキ:ほな意味ないやん!
テルヤン:それだけやないで。もっと厳しいのはな、軽油の値段を抑える手段がもうほとんど残ってへんことなんや。
カズキ:あれ、暫定税率が廃止されるんちゃうかったっけ?
テルヤン:それがミソやねん!暫定税率は確かに廃止されるんやけど、その効果はもう先取りされとるねん。1リットルあたり17円10銭の分な。
カズキ:どういうことや?
テルヤン:政府が去年の11月から元売り各社に、暫定税率と同じ額の補助金を出しとるんよ。せやから今の軽油価格143円から145円くらいっていうのは、すでにその軽減分が入った値段なんや。
カズキ:ああ、なるほど!廃止されても、補助金から減税に切り替わるだけで、店頭価格はもう下がらんのか。
テルヤン:その通りや!つまりな、運送業界にとって年間2978億円の軽減効果っていうカードは、もう切ってしもうた状態なんよ。その上に、原油90ドル超えっていう新しいコスト増が乗っかってきたわけや。
カズキ:完全に八方塞がりやないか…。
運賃交渉のやり直しが避けられない状況へ

テルヤン:さらにな、アメリカの大統領がイランに無条件降伏を要求しとるらしいわ。
カズキ:それって解決が遠のくってことやろ?
テルヤン:せや。短期的な収束は見込まれへんねん。原油高が長引いたら、燃料サーチャージを設定し直すか、運賃交渉を最初からやり直すしかないで。
カズキ:荷主さんとの交渉、また一からかぁ…。きついなぁ。
テルヤン:せやねん。暫定税率廃止で浮いた分を設備投資とか待遇改善に回そう思うてた会社も多かったやろうけど、その余裕が一気になくなってきとるわ。
カズキ:ほんまやで。軽油が上がり続けたら、利益どころか赤字になる会社も出てくるんちゃう?
テルヤン:可能性は十分あるな。今回の危機で分かったのは、エネルギーの安定供給がいかに大事かってことや。備蓄があっても、供給ルートが断たれたら意味ないからな。
カズキ:運送会社としてはどう備えたらええんやろな。
テルヤン:まずは燃料価格の動向を毎日チェックすることやな。それと、荷主さんには早めに状況を説明して、サーチャージの理解を得ておくことが大事や。あとは省燃費運転の徹底とか、できることからコツコツやっていくしかないで。
カズキ:地道な努力の積み重ねってことやな。でも今回ばかりは、ほんまに国の動きも注視せなあかんな。
テルヤン:ほんまそれ。備蓄放出がどうなるか、原油価格がどこまで上がるか、海峡がいつ開くか。全部が運送会社の経営に直結する問題やからな。コンプライアンス守りながら、しっかり情報収集して対応していかなあかんで!
▼関連する話題をもっと見る
業務効率化は運ソウルで解決!:https://doraever.jp/lp_unsoul
出典元:http://www.logi-today.com/920695
