360度評価で変わる運送会社!歩合制に頼らない最優秀モデル
三重の運送会社が業界の常識をぶっ壊した理由
テルヤン:なぁカズキ、三重県の運送会社が表彰されたって知ってるか?
カズキ:どこの会社や?なんか賞もらったんか。
テルヤン:カワキタエクスプレスっちゅうとこでな、グッドアクションアワードで最優秀賞や!インディードリクルートパートナーズが主催しててな、従業員がイキイキ働ける職場づくりの取り組みを評価する賞やねん。今年は12回目でな、6件が選ばれたらしいで。
カズキ:ほう、それはすごいやん。何がそんなに評価されたんや?
テルヤン:それがな、ドライバーの評価方法を根本から変えよったんや。しかもトラック運転手の価値観まで変える仕組みを作りよったらしいで!
カズキ:価値観まで変えるって、どういうことやねん。詳しく教えてや。
走った分だけ稼ぐ時代はもう終わりってマジ?

テルヤン:社長さんがな、2010年に歩合制やめて月給制に切り替えたんやて。走れば走るほど給料増えるっちゅうやり方な。
カズキ:え、歩合やめたん?運送業界って普通は走った分だけ稼ぐスタイルやのに。
テルヤン:せやねん!でもな、社長は「肉体労働的なやり方じゃ若い子は続かへん。一般企業みたいな普通の会社にせなアカン」って考えたらしいで。
カズキ:なるほどな。確かに今どきの若い子は働き方も選ぶもんな。
テルヤン:そんでな、社長がおもろいこと言うててな。飲食店を例に出しとったんや。「安全運転とか荷物間違えへんとかは、食中毒起こさへんのと同じで当たり前のレベル。そこを品質向上って言うてるだけじゃ足りひん」って。
カズキ:おぉ、深いこと言うやん。じゃあ何で差をつけるんや?
テルヤン:人の対応や!お客さんから見て特別なもんは結局、人の接し方しかないっちゅう考え方やねん。せやから評価も「どんだけ運んだか」やなくて「人として信頼されるか」を軸にしてるんやて。
カズキ:へぇ〜、運送業でそこまで人間性を重視するんやな。具体的にはどんな項目で評価すんねん?
テルヤン:それがな、約50項目もあんねん!挨拶とか身だしなみ、笑顔みたいな基本的なとこから、責任感、積極性、協調性とか内面的な部分まで見るんやて。社長自身が何回もバージョンアップして作り込んだらしいで。
同僚も評価に参加する360度システムの本気度
カズキ:でもな、評価する人によって偏りとか出えへんのか?
テルヤン:そこが面白いねん!360度評価っちゅう方式を採用しててな、社長だけやなくて同僚の意見も反映される仕組みになってんねん。
カズキ:おお、それええな!上司だけやなくて周りの仲間からも評価されるんか。
テルヤン:せや!社長は「人として尊敬・信頼される人になれば自然と良い仕事がついてくる。そういう人が評価されるべき」って言うててな、ビジネスマンとして自立できる人材を育てたいんやて。
カズキ:理想的やけど、実際うまいこといってるんか?
テルヤン:それがな、2023年には理念に合わへん人を採用してもうて、離職率が40%超えるっちゅう大変な時期もあったらしいで。
カズキ:うわ、それはキツいな。半分近く辞めてまうやん。
テルヤン:でもな、それを機に採用基準をもっと厳しくしてな、今は「カワキタエクスプレスでトラック乗りたい」とか「新しいことに挑戦したい」っちゅう前向きな気持ちの未経験者だけを採るようにしたんやて。
カズキ:失敗から学んで改善したんやな。それはええ話やわ。
24年問題で限界迎える業界に示した新しい道筋

テルヤン:まとめるとやな、改正改善基準告示のせいで長時間・長距離運転で稼ぐモデルはもう無理やねん。
カズキ:せやな、24年問題で働き方がガラッと変わったもんな。
テルヤン:適切な評価と報酬を与えられへんかったら、個々の会社だけやなくて運送・物流業界全体が持続できひんねん。
カズキ:ほんまやで。昔みたいに労働量で稼ぐスタイルはもう時代遅れやもんな。
テルヤン:せやから、ドライバーの能力とかスキル、素養をちゃんと評価して報いる制度が必要なんや。このカワキタエクスプレスの取り組みは、次世代の報酬制度と評価のあり方を示した先進事例やで!
カズキ:なるほどな。コンプライアンスもバッチリやし、これからの運送業界はこういう方向に進んでいくべきやな。ドライバーさんたちも自分の会社がどんな評価制度持ってるか、一度チェックしといた方がええで!
テルヤン:ほんまやで。人として成長できる環境があるかどうかが、これからの会社選びのポイントになるな!
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出典元:http://www.logi-today.com/918461
