福島浜通り「食」から見る復興の現場 新たな文学賞
文学賞ってそもそも何が違うねん?浜通りの復興物語
テルヤン:なぁなぁカズキ、聞いてや!第35回Bunkamuraドゥマゴ文学賞でめっちゃ面白いのが選ばれたらしいで!
カズキ:なんやねん急に。どんな作品なん?
テルヤン:それがな、川内有緒さんいう人の『ロッコク・キッチン』いう本が受賞したんや!これ、福島の浜通りの人らが震災後に何食べて生きとるかを描いた作品やねん!
カズキ:へぇ〜、なるほどな。ロッコクって国道6号線のことやろ?福島縦断してる道やな。でも普通の文学賞と何が違うん?
テルヤン:この賞な、毎年選考委員が変わって、今回はノンフィクションの最相葉月さんが選んだんや。ほんで11月27日に贈呈式があったらしいで!
避難指示解除後の食卓から見る人々の暮らしとは
カズキ:ほな、その本はどんな内容なん?単に料理の話だけやないやろ?
テルヤン:せやな!原発事故から10年以上経って、やっと避難指示が解除されて帰ってきた人らのキッチンを訪ねてんねん。「何作って」「誰と食べて」「どんな思いで」を丁寧に描いてる感じや!
カズキ:なるほどな〜。震災と原発事故で大変やった地域やけど、そこに暮らす人の日常を「食」から見るいうのはええ視点やな。
テルヤン:そうそう!最相さんも「福島みたいに食の問題に揺れた地域で、みんな何食べとるかは大事なテーマや」言うてはった。生きるとはどういうことかも考えさせられるんやって。
地元の声が集まって生まれた共同作品的な魅力
カズキ:でも作者の川内さんて、ひとりでぜーんぶ書いたんか?
テルヤン:それがな、まず地元の人らからエッセイ募集して、気になった人を取材していく形なんや!だから選考委員も「たくさんの人の息遣いが聞こえる共同作品みたいや」言うてはったで!
カズキ:へー!そういう作り方もあるんやな。川内さんもめっちゃ喜んだやろなぁ。
テルヤン:そりゃもう!贈呈式では子どもから花束もらって泣いてたらしいで。でも「私は最終走者みたいなもんで、ほんまに注目されるべきは浜通りの人らや」言うてはった。めっちゃ謙虚やな!
震災から十数年、忘れられない地域の今を伝える役割
カズキ:結局この本って、どういう意味があるん?単に文学賞とっただけやないやろ?
テルヤン:そこがええとこやねん!震災から十何年経って、みんな少しずつ忘れてきとるけど、まだ帰れへん人もおるし、苦労してる人もおる。そんな現実を「食」という身近なもんから伝えようとしてるんや。
カズキ:なるほど!そやから作者も「福島に興味持ってる人がおったらプレゼントしてあげて」って呼びかけたんやな。忘れたらあかんことを伝える架け橋みたいな本なんやな。
テルヤン:せやせや!文学の力って、そういうとこにもあるんやな。ワイらみたいな運送業やってる人も、時々立ち寄る道の駅とかで地元の食材買うたりするやん。そんなふうに小さなことからでも関わっていくのが大事なんやろな。
カズキ:ほんまそれ。ちょっと読んでみたくなったわ!
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