朝鮮半島の防衛体制が大きく変わろうとしています。先日ソウルで実施された日韓定例防衛対話において、これまで米軍が握っていた緊急時の指揮権を韓国側へ移す手続きを迅速化する合意が成立しました。

 

防衛トップ同士の会談後、文書化された共同宣言によれば、韓国は半島の安全保障において中心的地位を確立するため、国防予算の継続的増額を表明。これにより両国の防衛協力は新段階に入ります。

 

指揮権移譲プロセスでは、2026年までに新たな連合軍指揮体制の能力検証を完了させる計画が示されました。この工程表通りに進めば、現政権の任期内に韓国主導の防衛体制が実現する可能性も出てきました。皆さんはこの変化が地域の安全保障にどのような影響をもたらすと思いますか？

 

興味深いのは、両国が艦艇建造分野での連携も強化する点です。特に原子力潜水艦開発を含む造船技術の協力拡大が合意されました。これは単なる防衛協力を超え、産業面での相乗効果も期待できる取り組みといえるでしょう。

 

米側は拡大抑止力の提供など、韓国に対する防衛義務の継続を改めて表明。在韓米軍の現状維持も確認され、同盟関係の堅固さが示される結果となりました。

 

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