日米両国のデジタル防衛部隊が連携を深めています。17日から21日にかけて米国東部メリーランド州で、韓国軍サイバー部門と米国サイバー司令部による共同演習が行われる予定です。

 

この取り組みは、両国が2022年11月の安全保障会議で合意した協力体制の一環として実施されるもので、今年ですでに2度目となります。ネットワーク空間における潜在的な脅威に対し、いかに素早く情報を共有し、効果的に対処できるかを検証する内容となっています。

 

「デジタル戦争の時代では、国境を越えた協力が不可欠ではないでしょうか」と専門家は指摘します。仮想環境で想定される攻撃シナリオに基づき、参加部隊は迅速な状況判断と対応策の立案を模擬訓練します。

 

今後の展望として、両国はこうした演習にとどまらず、インテリジェンス共有の拡充や国際的なサイバーセキュリティ演習への共同参画、専門人材による技術交流など、多角的な協力関係を構築する計画です。私たちが日常的に利用するデジタル空間の安全を守るため、防衛サイバー分野における連携強化が加速していくことでしょう。

 

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