あなたの食卓から出る廃棄物について、少し考えてみませんか？毎日の料理で余った食材や、消費期限を過ぎて捨ててしまう食品が、実は大きな社会問題となっていることをご存知ですか？

 

環境省の調査によれば、我が国では年間2531万トンもの食品廃棄物が発生しています。驚くべきことに、そのうち約600万トンは本来食べられるはずの「食品ロス」なのです（2018年度データ）。この数字の重大さに気づいていますか？世界中で飢餓に苦しむ人々への食糧援助量が年間420万トンであることを考えると、私たちの社会がいかに多くの食料を無駄にしているかが明らかです。

 

さらに注目すべき点として、この膨大な食品ロスの約46%、つまり276万トンが私たち一般家庭から発生しています。残りは企業活動から生じているのです。つまり、この問題は私たち一人ひとりの生活習慣に深く関わっているのです。あなたの冷蔵庫の中にも、もうすぐ捨てることになりそうな食品はありませんか？

 

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