報道関係者向けに先行公開された「ジャパンモビリティショー」が、いよいよ10月30日に開幕します。かつての東京モーターショーから名称変更され、第2回目となる今回は過去最大規模の展示内容となっています。約500もの企業・団体が参画し、次世代の移動手段の可能性を探る場として注目を集めているのです。

 

会場となる東京都江東区の東京ビッグサイトでは、10月31日から11月9日まで一般の方々も入場可能です。あなたも未来の移動体験を垣間見ることができるかもしれません。国内外の自動車メーカーは革新的な車両を続々と展示。トヨタは2026年発売予定の「ランドクルーザーFJ」を披露し、高級車「センチュリー」を独立ブランドとして再構築する戦略も発表されました。豊田章男会長は「日本文化の精神性を世界へ発信する象徴に育てる」との意向を表明しています。

 

他にも見どころが満載です。ホンダは2027年から日印市場向けに販売予定のSUV型電気自動車「0α」を初お目見えさせるほか、実験に成功した再利用可能な小型ロケットも実機展示。日産は2026年夏発売予定の次世代大型ミニバン「エルグランド」を出展します。さらに、中国の電気自動車大手BYDは海外市場向けに特別設計した軽自動車規格のEV「ラッコ」を初公開。2026年夏の日本発売を予定しています。

 

このイベントは単なる車の展示会ではなく、未来の移動手段やライフスタイルを提案する場へと進化しています。自動車メーカーだけでなく、部品製造企業や通信事業者も最先端の自動運転技術などを公開し、私たちの生活がどう変わるのかを体感できるでしょう。あなたの移動に対する概念を根底から覆すような発見があるかもしれません。

 

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