企業間のシナジーで進化するサービス体制をご存知でしょうか。配送とメーリング分野で知られるアドレス通商が、グループ会社のリソースを活用した新戦略を打ち出しています。

 

同社取締役の久保田氏は「全てのリソースを物流支援に集中させる準備を2年かけて整えてきました」と説明します。これにより、ECサイト制作からアフターケアまで一貫したサポート体制が実現。特に注目すべきは、アドレス・サービスが持つ技術力を活かした機器修理サービスの拡充です。

 

年間数百万台もの機器修理に対応可能な体制は、家庭用電化製品だけでなく、飲食店の配膳ロボットや医療機器など業務用設備の保守にも広がっています。さらに興味深いのは、修理した製品を再販する新事業の検討も進んでいる点ではないでしょうか。

 

今後の展開として特に力を入れるのが冷凍・冷蔵物流です。すでに自社運営を始めており、現在の400坪から2000坪へと設備を5倍に拡大する計画があります。食品以外の温度管理が必要な商品にも対応範囲を広げる意向です。

 

この他にも、アニメやスポーツ関連の物流需要の増加に対応し、倉庫管理システムや注文管理システムの整備も進行中。長期的な成長を見据え、BtoB分野への展開も強化されています。あなたのビジネスの物流課題も、このようなワンストップサービスで解決できるかもしれません。

 

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