三菱ふそうのトラックパーツ用品をお探しの方へ(内装パーツ編)
バランスが良く安定性に優れたエンジンが特徴の三菱ふそうのトラック。長距離の走行でも疲れにくいことから、長距離ドライバーから人気を集めるメーカーですが、より快適な車内環境を目指すなら、トラックパーツを使ったカスタマイズがおすすめです。
今回は三菱ふそうのトラックをカスタマイズする、おすすめの内装パーツをご紹介します(メッキパーツ・外装パーツ編はこちらをご覧ください)。
著者紹介
ジェットイノウエをはじめとするトラック用品・トラックパーツを取り扱うオンラインショップ「トララボ」の商品担当です。三菱ふそうトラックの内装パーツをはじめ、トラックドライバーの皆さまを応援する様々な商品を紹介しています。
トララボを見てみるふそうの車種別トラックパーツ
トララボでは、ふそうの代表的車種ごとにトラックパーツを多数取り揃えております。是非ご覧ください。
- NEWエルフH5.7~H16.5
- 超低PMエルフH16.6~H18.12
- 07’エルフH19.1~ON
- 320フォワードH6.2~H19.6
- 07’フォワードH19.7~ON
- ギガH6.12~H19.4
- 07’ギガH19.5~H22.5
- NEWギガH22.6~H27.10
- ファイブスターギガH27.11~ON
- デュトロ H11.6~H23.6
- エアループデュトロ H22.5~ON
- スペースレンジャー H11.5~H13.12
- レンジャープロ H14.1~H23.7
- エアループレンジャー H23.8~H29.4
- 新型レンジャー H29.5~ON
- プロフィア H4.7~H15.10
- NEWプロフィア H15.11~H19.4
- NEWプロフィア 後期H19.5~H22.8
- エアループプロフィア H22.9~H29.4
- 新型プロフィア H29.5~ON
トラックの内装をカスタムして、自分好みに。
ドライバーが仕事をするうえで長く滞在するのが、キャビン内です。その内装をいかに心地よい快適な環境するかは、とても非常に重要なこと。
内装カスタムのメリット
まず内装をカスタムすることで、どんなメリットがあるのかご紹介します。
トラックのドライバーにとって、トラックの中は職場環境そのもの。1日の長時間を過ごすキャビン内は、大切な空間です。どのような環境で仕事をするかによって、作業内容の精度や効率も変わってきますよね。内装を心地よく快適な環境にカスタムすることで、業務の成果に直結させることができますよ。
また、精神的な効果で「安全運転」にも繋がると言えるでしょう。
働き方改革は物流業界においても進みつつありますが、まだまだ整っているとは言えません。過酷な環境下で、少しでも快適に、気持ちにゆとりを持ってお仕事に取り組みたいですよね。トラックの内装を自分好みの仕様にすることで、心身ともに落ち着き、充実した気持ちのなかで運転することができ、安全運転につながると言えます。
キャビンは運転・仕事の場所のみならず、休息の場や食事の場、時には寝室にもなる空間。快適性や操作性を自分好みにカスタムし、作業効率アップを図り、心地よくお仕事をしたいですよね。
よくカスタムされる箇所
快適空間にしたいと思っても、どこから手を付けていいかわからないという方も多いのでは?ここでは、人気のカスタムポイントをご紹介していきます。
・ハンドルカバー、シフトノブ、サイドブレーキカバー
最もカジュアルに装着や交換が可能なのが、このハンドルカバーやシフトノブ、サイドブレーキカバーです。取り替えるだけで一気にキャビン内の雰囲気が変わります。
操作性もアップし、安全性をアップ!実用的な内装用品です。
ハンドルカバーをつけていると、握った時の熱さを和らげてくれます。炎天下でも熱を感じにくく、作業時などにも安心して操作ができるんですよ。
シフトノブは、LED内蔵のもの、クリスタル製品のもの、女性向きのデザインのものまで各種揃っています。特にマニュアル車の場合、シフトチェンジが早くなることにより、スムーズで快適な運転ができるので、非常に人気です。
サイドブレーキカバーは滑り止め効果と握りやすさを期待できます。ハンドルカバーと一緒に変更している人が多いパーツです。
いずれも取り付けはとても簡単!ハンドルカバー、サイドブレーキカバーはそのまま装着するだけ。シフトノブは純正のものを時計回りと反対に回して取り外し、新しいものを時計回りで締めれば出来上がりです。
※車種によってはネジでの着脱式もあります。
・シート
ドライバーが長時間運転する際、トラックメーカー各社は人間工学に基づいたドライバーに優しいシートを提供しています。しかし、「腰痛」はトラックドライバーの職業病であり、座るシートは時間とともに本来の効力が薄れてしまいます。
そこでおすすめしたいのが、シートクッションです。シートクッションには腰当てタイプや座布団タイプなどがあり、低反発クッションが主流です。ご自身の身体にあったシートをカスタムし、腰痛をなるべく早く防ぎましょう!
また、腰痛対策のためには、適度な休憩とラジオ体操が効果的です。正しい運転姿勢は骨盤から背骨がゆるいS字で垂直に伸びている状態。猫背姿勢や凝り固まった大腰筋にならないようにストレッチをしましょう。
・フロアマット トラックドライバーにとって汚れは避けられないものであり、安全靴や長靴は必須アイテムです。フロアマットは汚れを気にせずに運転を行うために重要なアイテムであり、アクセルペダルやブレーキペダルなどの足元をカバーしてくれます。
フロアマットは既製品を購入して簡単に設置できるだけでなく、トラックの運転操作や安全性だけでなく、車内の衛生状態を保つ役割も果たしています。素材によっては耐水性、耐油性、耐熱性などの実用性があり、インテリアとしての性能も重要です。
金華山織のカラフルなフロアマットは車内に高級感を演出し、トラックドライバーの疲労を癒してくれます。汎用フロアマットにも様々な色や模様の製品があります。数種類用意して季節や気分に合わせて装いを変えることもいいですよね。
※フロアマットの大きさには種類があります。トラックの車種別専用フロアマットを選んでくださいね。
・天井
キャビン内の天井や壁面は大きな面積を占めており、取り換えることでトラックドライバーの気分を大きく変えることができます。この内装面の生地の張り替えはDIYでも可能ですが、燃えにくい『難燃素材生地』を使用する必要があります。
道路運送車両法の保安基準では天井や内張り、座席などには難燃性の素材の使用が義務付けられています。生地や繊維には防水性、防湿性、耐火性、耐油性、防汚性などの産業用の素材もあります。トラックの用途に応じて適切な素材を選んでくださいね。
生地の選択肢としてはビニールレザーや布生地の他に、木材を選ぶトラックドライバーもいます。金華山織などの華美な素材だけでなく、パイル地やベルベット地など落ち着いた素材の生地でキャビン内をカスタマイズしてみるのも良いでしょう。
・インテリアパネル
トラックのキャビン内のカスタマイズ方法の中でも、インテリアパネルはドライバーにとって魅力的で手軽なカスタマイズの方法の一つです。
一般的に、インテリアパネルは各トラックメーカーの車種に合わせた既成の3Dパネルが主流であり、木目調の樹脂製や革製などさまざまな製品が存在します。しかし、メーカー純正のインテリアパネルは無機質で味気ない場合もあります。
両面テープを使用して既存のインテリアパネルに貼り付けるだけで取り付けが可能です。インテリアパネルを取り付ける前に、専用の汚れ落としクリーナーで既存のパネルをきれいにすることが重要です。
・カーテン
トラックの内装には仮眠用カーテンがあります。このカーテンはトラックのキャビン内でプライバシーを保護する唯一のアイテムです。トラックのキャビンは主に運転を目的として設計されており、左右および後方は安全確保のためにガラス張りです。そのため、休憩や仮眠をする際には仮眠用カーテンが必要不可欠です。
交通関係法規では、窓ガラスに特定のステッカーや塗装、刻印などを貼り付けることが禁止されています。また、運転者は視野や操作を妨げるような状態で車両を運転してはならず、後写鏡や車両の表示灯などを確認できない状態で乗車することも禁止されています。しかし、可動式のカーテンの使用は法律に違反しません。このカーテンは日差しを遮るだけでなく、周囲からの視線を遮り、キャビン内の居心地を向上させる役割を果たします。
トラックの運転はほぼ全ての勤務時間を運転席で過ごすことになります。快適に過ごすためにはカーテンが重要なアイテムとなります。カーテンの素材には、ハンドルや内装素材に合わせた「金華山織生地」や遮光素材、撥水処理が施された実用的な生地などがあります。カーテンレールの取り付けには、トラック用のカーテンレールが利用できますので、ホームセンターやトラックアクセサリー専門店で購入し、設置してください。
疲労や腰痛は蓄積されていきますので、可能な限り疲労や腰痛から解放され、短い時間でも快適に安眠することが重要です。
内装カスタムの注意点
続いて、内装のカスタム時の注意点をご紹介します。
・しわやたるみを防ぐためにウレタンを貼る
生地を貼る際には、しわやたるみが目立つことがありますので、ウレタンを5ミリから10ミリ程度貼ってから生地を貼るのがおすすめです。
・チューブボンドやスプレーを使用して生地を貼る
生地を貼る際には、チューブボンドやスプレーボンドを使用します。ただし、モケット生地などをトラックの内貼りに直接貼り付けるのは避けましょう。チューブボンドは全体に均等に塗り広げるのが難しく、スプレーボンドは塗りやすいですが、使用量が多く意外に費用がかかることに注意してください。
・ベニヤ板にウレタンを貼って天井に取り付ける
トラックの天井は、金華山よりもレザー貼りの方が目立ちやすいです。ですので、6ミリから9ミリ程度のベニヤ板にウレタンの7ミリを貼り、その上からレザーを被せて、各箇所をくるみ釦で留めます。ただし、天井のサイズに合わせて合板を切り出す必要があります。また、中間部が下がってしまう可能性があるため、その対策を忘れずに行いましょう。
以上の手順に従えば、生地を上手に貼ることができます。
様々な種類のパーツがあるので、どのパーツを選ぶかは楽しいですよね。自分で全てをやりたいこだわり派の方も、好みを伝えて業者に全てを任せたい方も、自分好みの内装アレンジを楽しんでください!
三菱ふそうトラックの人気内装パーツ5選
三菱ふそうのトラックは、安定性に優れたエンジンで振動が少なく、長距離の走行でも疲れにくい特徴があります。そのため長距離ドライバーからとくに人気を集めますが、カスタマイズ向けの内装パーツを使えば、長い時間を過ごす車内の環境をより快適かつ自分好みに整えられます。
さっそくトララボが厳選した三菱ふそうの人気内装パーツを見ていきましょう(メッキパーツ・外装パーツ編はこちら)。
1.ジェットイノウエ(JET INOUE) センターテーブル 三菱ふそう ’17スーパーグレート
まずご紹介するのが、ジェットイノウエ(JET INOUE)の「 センターテーブル 三菱ふそう ’17スーパーグレート」です。 三菱ふそうの人気大型車種・スーパーグレード向けのセンターテーブルで、センターコンソールをおしゃれにカスタムできます。
高級感のあるメッキ調の縁取りにはあえてゴム素材を使用することで、怪我を予防しながらおしゃれさを演出。車内の整理整頓にも一役買ってくれます。 商品はピアノブラック・黒木目調・木目調の3種類をご用意。車内のコーディネートやお好みに合わせてお選びください。
2.ジェットイノウエ(JET INOUE) LEDルームランプユニット 車種別専用
続いてご紹介するのが、ジェットイノウエ(JET INOUE)の「 LEDルームランプユニット 車種別専用」です。三菱ふそうの’17スーパーグレートとNEWスーパーグレート(H19.4~)に対応したLEDタイプのルームランプで、車内を明るく照らします。
ミラー状反射板を用いることで、より明るい状態を保てるように工夫。純正のルームランプにもぴったり収まるよう設計されており、両面テープを使って簡単に取り付けが可能です。
3.ジェットイノウエ(JET INOUE) ラグジュアリーハローマット ふそう用
ジェットイノウエ(JET INOUE)の「ラグジュアリーハローマット ふそう用」は、一般的なマットに比べ、毛足が長いのが特徴。高級感ある雰囲気を演出するだけでなく、足を載せたときの快適性もアップします。
商品は水洗いができるため、汚れが気になる場合もお手入れが可能です。マット裏面にはノンスリップ加工が施されており、運転中の安全性にも配慮されています。 商品は三菱ふそうの3車種向けが用意されており、運転席の設計にぴったりフィットします(下記の3車種の商品をご用意しています。該当の商品をお買い求めください)。
・’17スーパーグレート用(H29.5~)
・NEWスーパーグレート用(H8.6~H29.4)
・4tベストワンファイター標準車用(H17.11~)
4.ジェットイノウエ(JET INOUE) インテリア3Dパネル 三菱ふそう ’20キャンター/2tブルーテックキャンター 標準車用
続いてご紹介するのが、ジェットイノウエ(JET INOUE) の「インテリア3Dパネル 三菱ふそう ’20キャンター/2tブルーテックキャンター 標準車用」です。
三菱ふそうの小型車・キャンター向けのカスタム商品で、トラックのインパネ(計器盤やダッシュボードのパネル部分)に貼り付けることでおしゃれにカスタマイズできます。商品は木目調と黒木目調の2種類をご用意。
いずれも木目のデザインが高級感ある雰囲気を感じさせ、内装の雰囲気を一変させてくれます。
5.ジェットイノウエ(JET INOUE) シートカバー COMBI 三菱ふそう 2t ’20キャンター/ブルーテックキャンター 標準車用 運転席+助手席側セット
最後にご紹介するのが、ジェットイノウエ(JET INOUE)の「シートカバー COMBI 三菱ふそう 2t ’20キャンター/ブルーテックキャンター 標準車用 運転席+助手席側セット」です。
通気性に優れたパンチングレザー加工を施したシートカバーで、低反発ウレタンを用いた快適な座り心地も特徴。長時間の運転でも、快適な座り心地を実感できます。商品は運転席側と助手席側がセットになっているため、車内全体をカスタマイズ可能。黒を基調に、シートに使用しているキルト糸のカラーが選べ、おしゃれなアクセントが利いた赤糸タイプと、シンプルで統一感のある黒糸タイプの2種類があります。
※本商品は、運転席ひじ掛け付き、中席一体ベンチシート(中席背もたれ収納BOX付き)車用です。
まとめ
今回は三菱ふそうトラック向けの、おすすめ内装パーツをご紹介しました。 トラックの車内はドライバーにとって長い時間を過ごす身近な空間です。
それだけに、快適性や利便性に優れたカスタマイズを施すことで、業務の質向上に繋がります。また、定期的にアイテムのコーディネートを変更することで、気分転換を図ってみるのもおすすめです。
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