12/16型GRヤリスはトヨタGazoo Racingがレーシングテクノロジーを用いてチューニングを施したスポーツモデル。
モータスポーツに適した2ドアボディを採用し、標準ヤリスよりも過激なスタイリングと過激なスペックが与えられたGRヤリスでも、まだまだカスタムする余地は残っています。
市販ラリーカーのような風格を備えるGRヤリスは、WRCを走る本物のラリーカーをお手本にしてカスタムを施しましょう。
今回は12/16型GRヤリスオーナーなら知っておきたい「ラリーカーらしさを引き上げる、オススメのカスタムパーツ特集」をご紹介します!

過激なエアロパーツでラリーカーらしさを強調しよう!

標準モデルでも空力特性が考慮された専用エアロパーツが装着されるスポーティなスタイリングが特徴のGRヤリス。
TRDからは視覚的重心を引き下げ、直進安定性を向上させる各部エアロパーツがラインナップしています。
ロケットバニーのエアロパーツはヤリスWRC以上の迫力を追加できるフルエアロ・ボディキットです。
現代のラリーカーは空力性能向上も必須要素です。

ラリーカーなら排気音で力強さをアピールしよう!

盛大な排気音もWRCマシンの特徴です。
スタイリッシュに仕上げるならリアアンダースポイラーとのセットになったTRD製マフラーを選びましょう。
TRDのスポーツマフラーは音量の増加を抑えつつ、標準の左右2本出しを左右4本出しマフラーにできるスタイリッシュなマフラーです。
HKSからは、ブラッククローム調の独特な光を放つテールエンドが特徴の大口径の左右2本出しマフラーがラインナップしています。

ターマックラリー仕様にするなら車高調でローダウンカスタム!

舗装路を走るターマックラリーカーのようなスタイリングに仕上げるなら、車高調によるローダウンカスタムが必須です。
HKSの「MAX Ⅳ GT 20 SPEC」車高調は最新技術で減衰力特性を仕上げなおしたストリート用車高調キット。
市販状態ではノーマルと同等の乗り心地を確保しながら、安定性とコントロール性を向上させます。
レイルからは、ストラット上部をピロボール化することでより設計に忠実なサスペンションストロークを実現する、サスペンショントップマウントがラインナップされています。

カーボン&カラーフィルムで競技車両らしいスタイリングに!

軽量素材としてラリーカーにも使われるカーボンパーツを外装に多用すれば、競技車両らしさが高まります。
TRDからはカーボン製の贅沢なナンバーフレームやドアハンドルプロテクターに加え、GRカラーのボディストライプなどをラインナップ。
AQUA Car Security Pro Shop(アクア・カーセキュリティプロショップ)カラーフィルムを駆使すれば、ヘッドライトやテールランプ、エンブレムなどを分解することなく自在にカスタムできます。

カーボンパーツを駆使してラリーカーらしい内装に仕上げよう!

ラリーカーの内装パネルは、ほぼすべて軽量なカーボン製です。
カーボン製のインテリアパネルやカーボンシートを駆使すれば、細かな部分までカーボン調に仕上げることができます。
ペダルワークや乗り降りで傷付きやすい運転席キックパネルやドアパネルには、傷が目立ちにくい傷防止用カーボンシートの貼り付けをオススメします。

【12/16型GRヤリス カスタム】あとがき

今回は12/16型GRヤリスオーナーなら知っておきたい「ラリーカーらしさを引き上げる、オススメのカスタムパーツ特集」をご紹介しました!

メーカーがレーシングテクノロジーを注ぎ込んで開発された車でも、市販車である以上できないことがあります。マフラーの音量や車高など、最低限の快適性を維持するためには市販ラリーカーのような風格を備えるGRヤリスであっても余裕を持たせてつくらられています。

メーカーが販売できる状態から、保安基準を逸脱しない範囲までの間で、どのように車を仕上げられるかがオーナーによるカスタムの本領と言えるでしょう。

型式MXPA12のRSグレードは、標準ヤリスと同様の1.5LエンジンとCVTを搭載し、ハンドリングをチューンしたスポーツモデル。型式GXPA16のRZグレードは、ヤリスWRCの開発技術を投入して仕上げられた272馬力を発生させる1.6Lターボエンジンと4WDシステムが搭載された過激なモデルです。どちらにも競技用のRCモデルが設定されています。

内装・外装パーツは両グレードで共用できるものの、パワートレインの違いからマフラーやエアクリーナー、サスペンションなどの走行に関わるパーツは、それぞれ適合が定められています。パーツを購入する際は、説明文をしっかりと確認してから購入するようにしましょう。

今回ご紹介した12/16型GRヤリスにイチ押しのカスタムパーツは売れ筋の人気パーツばかりでなく、モタガレだからこそ購入できるパーツもたくさんあるので是非チェックしてみて下さい!

出典:モタガレパーツ