奇妙な配車表

あのハイスペックガール・アンドロメダが疲労困憊?!どうやら新しい配車係が無理な仕事を組んでいるらしい…。
無理な仕事を強いられているのはペルセウスも同じはずなのだが…

【奇妙な配車表】「おっ、アンドロメダ！おつかれっ！」「おつかれぇ～」トラックから降りてきたアンドロメダは珍しくお疲れ気味だ。ため息なんてつきながらふらりとしている。先輩ドライバーのオージンも心なしかぐったりしている。「ど、どうした？！　あの鉄の女アンドロメダが、よ…よろめくなんて！」「心配してんの？　バカにしてんの？」ぐったりしつつもジトっとペルテウスを睨むアンドロメダ。「最近配車が変よ…。めちゃくちゃだわ！」「オレもそう思ってた。一日どんだけ運転らすんだ」「えっ！？」当然ペルテウスの配車表もめちゃくちゃだ。ガーン！っとショックを受けるペルテウスだったが「皆そうなのか！？　ついにオレの才能が認められ、難易度の高い仕事をオレにだけさせてるんじゃ！」「「ねぇよ」」
【新しい配車係？】「そういや最近配車観音の姿が見えないな…」守護神、配車観音と言えば完璧な配車を管理する頼もしい存在だ。配車観音が組んでいる配車表ならこんなことにはならないはずなのだが。と、そこに野太い声が響いた。「どらぁあああ！新しい配車表じゃああああ！」「！！お、お前は…」「狂配車オーガ！！」狂配車オーガはデタラメな配車でドライバーに大ダメージを与える問題魔だ。しかも本人無自覚なのだから尚の事質が悪い。「なんでお前がうちの配車を！？」道理で酷い配車表なわけだ。思わず声を荒げるオージンだが、何故か食いつくペルセウス。「む！？　新しい配車係！？」がしぃ！ペルセウスは狂配車オーガの手を掴んだ。「オイコラァァァァアア！！　オレにもっと仕事振り分けてくださいだボケェェェェェ！！」「な？なんだコイツ！？」狂配車オーガもタジタジ。俺sugeeeeがしたいペルちゃんであった。
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