なんでこんなに辞めていくん?深刻化する人材流出

テルヤン:なぁカズキ、ちょっと聞いてや!運送業界でめちゃくちゃヤバい現象が起きとるらしいで!

 

カズキ:なんやねん急に。どんな現象やねん?

 

テルヤン:それがな、従業員が辞めていくことが原因で倒れる会社が爆増しとるんやて!調査機関のデータやと、今年1月から7月だけで83件も発生したらしいわ。

 

カズキ:83件!?それ前の年と比べてどうなん?

 

テルヤン:9件も増えとって、5年連続の右肩上がりやねん。しかもな、運輸・通信業だけで12件記録して、初めて2桁台に乗ったんやて。

 

カズキ:そらもう完全に異常事態やないか。人が辞めるだけで会社が潰れるって、どんだけギリギリで経営しとんねん。

 

テルヤン:せやねん。人手が全てみたいな業界やから、ベテランが抜けたら即アウトなんよ。専門家も言うてるけど、値上げができひんから給料も上げられへん、そしたらまた優秀な人が逃げていくっていう最悪の循環になっとるらしいわ。

 

現場で本当に起きとる経営危機の実態

深刻な人材不足に悩む運送業界のトラック
画像: Pixabay

カズキ:でもな、そもそもなんで給料上げられへんのん?売上あったらええだけの話ちゃうん?

 

テルヤン:そこがな、めっちゃ複雑なんよ。燃料代がバカ上がりしとる上に、物価も上昇しとるやろ?それで実際に手元に残るお金がどんどん減ってきとんねん。

 

カズキ:ああ、コストだけ上がって収入は変わらへんパターンか。

 

テルヤン:そうそう。さらにや、昔みたいに「うちの会社で定年まで」って時代でもないやろ?今は条件悪かったらサッサと転職する人が増えとんねん。雇用の流れが完全に変わってもうたわけや。

 

カズキ:まぁ我慢して残る理由もないしな。それで給料上げたくても上げられへんと。

 

テルヤン:そういうこっちゃ。問題はな、単純に「給料アップしたら解決」っていう話やないねん。そもそも、その資金をどこから持ってくんねんっていう根本的な壁があるわけよ。

 

カズキ:なるほどな。お金の出どころがないと、いくら上げたくても無理やもんな。

 

テルヤン:せや。だから運賃の水準とか、燃料コストとか、待機時間とか、配車の効率とか、輸送に関わる全部の要素を見直さなアカンねん。一部だけいじっても意味ないんよ。

 

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法規制の厳格化が追い打ちかけとる現実

カズキ:そんな中でさらに追い打ちかけるような出来事があったんやろ?

 

テルヤン:よう分かったな!去年の4月から、ドライバーの残業時間に年間960時間っていう上限が設けられてん。休憩も11時間連続が基本になって、労務管理がガチガチに固められたんや。

 

カズキ:働ける時間が法律で縛られたら、そら今まで通りには運べへんわな。

 

テルヤン:ほんまそれ。でもな、車の維持費とか営業所の管理費とかの固定経費は、労働時間が減っても別に安くならへんねん。運ぶ量は変わらへんのに、稼働は減る。そしたら人を増やすか、やり方を変えるしかないやろ?

 

カズキ:それで適正な運賃もらえへんかったら、利益が出るわけないやん。完全に詰んどるがな。

 

テルヤン:その通りや。ドライバー一人ひとりが動いた分だけ売上になる業界やから、稼働が落ちた穴を埋めるには荷主さんに値上げ交渉するしかないんやけどな、それがまた難しいんよ。

 

業界全体で考えなアカン構造的な課題

深刻な人材不足に悩む運送業界のトラック
画像: Pixabay

カズキ:荷主さん側も厳しいコスト管理しとるやろうし、簡単には値上げ飲んでくれへんやろな。

 

テルヤン:せやねん。下請け構造が何重にもなっとる業界やから、立場が弱い運送会社が強気に交渉するのはめちゃくちゃハードル高いんや。

 

カズキ:力関係で不利やもんな。

 

テルヤン:最近は独占禁止法とか下請法で、横暴な取引には厳しい目が向けられとるけどな、長年染み付いた関係性はそう簡単には変わらへん。無償で荷役作業やらされたり、運賃据え置きにされたり、そういうのが積み重なって現場のドライバーにシワ寄せが来るんよ。

 

カズキ:結局、誰かが損する構造のままやと、どこかで破綻するわな。

 

テルヤン:ほんまそれ。各社が自分とこの都合だけで動いたら、取引全体が歪んでまうんよ。最終的に被害を受けるのは現場で汗かいて働いてる人たちや。

 

カズキ:今回の退職倒産の増加も、そういう構造的な問題が表に出てきた結果ってことやな。給料上げられへん→人が辞める→会社が回らへん、この連鎖を断ち切るには業界全体で取り組まなアカンわけか。

 

テルヤン:そういうこっちゃ。一社だけ頑張ってもどうにもならへん。荷主も運送会社もドライバーも、みんなが適正な条件で取引できる環境を作らな、この流れは止まらへんで。

 

カズキ:ほんまやな。これからこの業界で働く人も、経営する人も、この現実をしっかり知っとかなアカンな。コンプライアンス守りつつ、みんなで持続可能な物流を作っていかなな!

 

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出典元:https://news.yahoo.co.jp/articles/fecda60a289a2cd9a8668d1b827ad3f1a1f68671

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