なんで今このタイミングで変えるん?理事会の本気度

テルヤン:なぁカズキ、聞いてや!全日本トラック協会がめっちゃ大事な会議開いたらしいで!

 

カズキ:ほう、どんな会議やったん?

 

テルヤン:第227回の常任理事会と第217回の理事会を合同でやったんやて。寺岡会長が冒頭から「災害対応の体制、ホンマに大丈夫なんか?」って問題提起しよったわ。

 

カズキ:確かに最近ゲリラ豪雨とか地震とか多いもんなぁ。

 

テルヤン:せやねん!47都道府県と自治体で災害協力の覚書は結んどるらしいけど、実際に大災害起きた時にちゃんと機能するんかって話や。緊急物資の輸送とか食料確保とか、現場レベルでの実効性を総点検するんやて。

 

カズキ:それは大事やな。書類だけ整えても意味ないもんな。

 

テルヤン:あとな、寺岡会長が面白いこと言うてて。通常総会から2週間しか経ってないのに、わざわざ遠方から役員呼んで対面会議やるの効率悪すぎやろって。

 

カズキ:ほんまやな。議題が入退会の追認1件だけやったらしいやん。それやったら書面でええやんって話やな。

 

テルヤン:せやから次年度から開催時期を7月末から8月末にずらしたり、書面承認を活用したりして運営改善するんやて。古い慣例にとらわれんと変えてくとこが前向きやわ。

 

国交省が語った現場改善の手応えとこれから

トラック協会の理事会会議の様子
画像: Pixabay

カズキ:で、国交省からも人来とったんやろ?何か言うてたん?

 

テルヤン:来とった来とった!まず岡野総括審議官って人がな、改正物流効率化法の成果を報告しよってん。ドライバーさんの荷待ち時間と荷役時間が前回調査より大幅に減ったんやて。

 

カズキ:おお、それはええニュースやん!宅配の再配達率も改善しとるんやろ?

 

テルヤン:せやねん。岡野さんが「これは現場の皆さんの頑張りのおかげです」って感謝しとったわ。それでな、今後は「適正原価制度」の検討会立ち上げて、全ト協にも中心メンバーとして入ってもらうんやて。

 

カズキ:適正原価か。ちゃんとコスト計算して価格転嫁できる仕組みは必要やもんな。

 

テルヤン:あとな、道路局の渡邊課長も挨拶しとって、圏央道の千葉区間を2026年度に開通させる予定やとか、高速のパーキングを500台以上増やすとか具体的な話しとったで。

 

カズキ:駐車スペース不足は深刻やからな。これは助かるわ。

 

テルヤン:しかも渡邊課長自身が東名高速の深夜施策について、現場にヒアリング行ってドライバーの生の声聞くって言うてたわ。

 

カズキ:お役人さんが直接現場の声聞きに来るんは珍しいな。期待できるかもしれんで。

 

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燃料高騰と適正原価、業界の正直な悩み

テルヤン:それでな、指田貨物流通事業課長って人も説明しとってん。燃料価格の高騰対策として、政府の激変緩和措置を続けるって話や。

 

カズキ:燃料代ホンマにキツいもんなぁ。サーチャージ導入も進めてくれるんか?

 

テルヤン:そうそう。燃油サーチャージの導入支援と、荷主さんへの適切な価格転嫁を徹底してくれるらしいで。あと走行距離課税については動向を注視して、具体的な動きあったら連携して対応するって。

 

カズキ:走行距離課税とか導入されたらたまらんもんな。

 

テルヤン:でな、トラック適正化法に基づく適正原価制度やけど、2028年6月までに導入する方向で、近々有識者の検討会作って議論始めるんやて。算出方法とか基本的な考え方を詰めてくらしいわ。

 

カズキ:2028年6月か。あと数年あるけど、しっかり議論してもらわんとな。

 

テルヤン:さらに実務レベルで課題解決する「物流政策推進関係者会議」も早期に立ち上げて、全ト協も中心メンバーとして入ってもらうんやて。現場の声を反映させる仕組みができるわけや。

 

兵庫モデルに学ぶ、運転資金確保の新しい道筋

トラック協会の理事会会議の様子
画像: Pixabay

カズキ:ところでな、質疑応答で面白い話出たんやろ?

 

テルヤン:出た出た!兵庫県の代表者がな、めっちゃええ事例紹介しとってん。近代化基金って設備投資用途に限定されとるとこ多いやん?

 

カズキ:せやな。運転資金には使えへんのが普通やもんな。

 

テルヤン:ところが兵庫県は独自に別の金融機関と提携して、利子補給するスキーム作って運転資金を支援しとるんやて。これが「兵庫モデル」や。

 

カズキ:おお、それはええアイデアやん!物価も燃料も車両価格も上がっとるから、運転資金の確保はマジで切実な問題やもんな。

 

テルヤン:せやねん。それで他県からも「うちも運転資金に使えるようにしてほしい」って要望出たんや。そしたら寺岡会長がまた鋭いこと言うてて。

 

カズキ:なんて言うたん?

 

テルヤン:近代化基金の融資窓口が慣例で商工中金だけになっとるけど、もっと有利な条件出す金融機関あるんやったら、そっちとも連携考えたらどうやって問題提起しよったわ。

 

カズキ:確かに!昔からの慣例やからって理由だけで続けるんはもったいないもんな。

 

テルヤン:結局な、この運転資金対象化の話と金融機関連携の件は、経営改善委員会で歴史的経緯を検証したり、兵庫モデルを他県に広げられるか調べたりして、結果を後日理事会に報告することになったんやて。

 

カズキ:ええ流れやん。古い慣例にとらわれんと、会員さんのためになることをちゃんと考えとるってことやもんな。コンプライアンス守りながら、実効性ある支援策を作ってほしいわ。

 

テルヤン:ホンマやで。災害対応も会議運営も資金支援も、全部「現場のため」「実効性のため」って視点で見直しとるのが今回の理事会の特徴やったな。

 

カズキ:ドライバーさんや運送会社にとっては、こういう動きがちゃんと形になってくれるのを期待したいとこやな!

 

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