軽油価格と標準運賃のズレが限界!運送現場の悲鳴
制度の前提が完全に吹っ飛んでるやん
テルヤン:なぁカズキ、運送会社がマジでヤバいことになっとるで!
カズキ:またなんか大変なことあったんか?
テルヤン:せやねん。国が決めた運賃制度の前提がな、もう完全に崩壊しとるねん。軽油1リットル120円って基準で計算することになっとんねんけど、実際は159円やで。しかも補助金抜いたら224円になる計算やねんて!
カズキ:100円以上も差があるやん!そんなん制度として成り立たんやろ。
テルヤン:ほんまそれ。2024年3月に国交省が改定した時は120円で設定したんやけど、現実がかけ離れすぎて話にならんのよ。しかもな、荷主さんの中には古い基準の100円のまま契約続けとる会社もあるねんて。
カズキ:それもう制度の意味ないやん。運送会社は燃料代だけで潰れるやつやな。
給油所で拒否される事態まで発生しとる

テルヤン:もっとヤバいのがな、全国のトラック協会の会長が「給油所で軽油の納入を拒否されたってSOSが出てる」って言うてんねん。3月27日の緊急大会でな。
カズキ:えっ、燃料入れてもらわれへんの?それトラック走られへんやん!
テルヤン:そういうこっちゃ。価格だけやなくて、量の確保まで危機的状況になっとるんやて。実際にな、岡山の運送会社はインタンク納入で1リットル240円て提示されたらしいで。全国平均との差が80円以上あるわけよ。
カズキ:統計の数字と現場の実態が違いすぎるやん。それで交渉しても話噛み合わんやろ。
テルヤン:ほんまそれ。燃料サーチャージって仕組みはあるねんけどな、大手荷主でも受け入れへん企業が少なくないねんて。制度はあっても使えへんかったら意味ないやん。
カズキ:形だけの制度やったら、現場は救われへんな。
転嫁率は業界最下位で前より悪化しとる
テルヤン:さらにやで、中小企業庁が調べた価格転嫁の調査結果が出とんねんけど、トラック運送業の転嫁率34.7%で全30業種中の最下位やねんて!
カズキ:3割ちょっとしか転嫁できてへんのか。それ7割近くは泣き寝入りってことやん。
テルヤン:せやねん。しかもな、前回の調査より下がっとんねん。36.1%から34.7%に落ちとる。全産業平均は53.5%やのに、運送だけ異常に低いわけよ。国は荷主に協力要請出したり、公取委が社名公表したりしとるんやけど、現場には全然届いてへんねん。
カズキ:制度的な圧力かけても数字が改善せえへんって、構造的な問題やな。
テルヤン:そうなんよ。しかも大型トラックで700キロ走る案件やったら、軽油224円の計算でサーチャージだけで1万8200円になるねんて。ところが実際の運賃は標準運賃の7割程度らしいから、サーチャージが本体運賃を上回るケースも出てくるっちゅう話や。
カズキ:もう計算が破綻しとるやん。そんなん経営持つわけないで。
テルヤン:帝国データバンクの試算やとな、燃料費が3割上がったら運輸業の営業利益の8割が消えて、4社に1社が赤字転落するらしいで。もともと営業利益率1%台しかないから、余力なんか全くないねん。
資金が先に尽きたら交渉結果も意味なし

カズキ:それで運送会社は今どうしたらええんや?
テルヤン:まず自分とこが実際に払っとる軽油価格を正確に把握することやな。全国平均やなくて、自社のリアルな調達コストを荷主別に整理しとかなアカン。
カズキ:交渉の出発点を間違えたらあかんもんな。
テルヤン:次に、契約の燃料基準が古い100円のままやったら、120円基準への改定を荷主に求めることや。2024年告示が根拠になるからな。
カズキ:それでも荷主が応じへんかったらどうすんの?
テルヤン:その時はトラック・物流Gメンの目安箱とか公取委への申告制度を使うんや。同時に金融庁が3月23日に銀行へ緊急要請出しとるから、それを踏まえて資金相談も進めなアカン。転嫁交渉と資金手当てを同時に動かさんと、交渉結果が出る前に資金ショート起こすで。
カズキ:時間との勝負やな。実際に24年は運送業の倒産が374件で10年間最多やったらしいし。
テルヤン:せや。燃料費は毎日出ていくけど、サーチャージ交渉の結果が分かるんは数週間から数ヶ月後や。その間の立替資金が持たん会社から順番に潰れていくねん。制度は整っとるけど、荷主が払わん現実と運送会社が不採算取引を整理できん現実が残っとる。これが一番の問題やで。
カズキ:平時に価格交渉できへんかったツケが、今まさに会社を削っとるわけやな。運送会社は待ったなしで動かなアカンで!
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出典元:http://www.logi-today.com/933665


