なんで国がそこまで動くん?業界監視の本気度

テルヤン:なぁなぁカズキ、国土交通省が本気出してきたで!

 

カズキ:なんや急に。何があったんや?

 

テルヤン:物流業界専門の監視組織ができとるんやて。その名も「トラック・物流Gメン」や!かっこええやろ!

 

カズキ:Gメンて…刑事ドラマかいな。でもなんでそんな組織が必要なんや?

 

テルヤン:せやねん。もともとは2023年に「トラックGメン」って名前で始まって、去年の11月に今の名前に変わったんやて。全国に360人も専従の職員がおるらしいで。

 

カズキ:360人て、めっちゃ多いやん!そんなに人員割いてるってことは、それだけ問題が深刻やったってことか。

 

テルヤン:そういうことやな。荷主とドライバーの力関係で、賃金下げられたり無茶な労働させられたりしとったからな。それを取り締まるために作られたんや。

 

実際どんな問題が見つかっとるん?

物流トラックの監視と検査を行う様子
画像: Pixabay

カズキ:で、具体的にどんな違反が多いんや?

 

テルヤン:それがな、長時間の荷待ちとか、本来の運転以外の作業を無理やりやらされるとか、運賃をめっちゃ安く抑えられるとか、そういう問題やな。

 

カズキ:ああ、よう聞く話やな。でもGメンはどうやって対応しとるん?

 

テルヤン:3段階あるんやて。まず「働きかけ」っていう文書を送って、次に「要請」でヒアリングも実施する。それでもアカンかったら「勧告・公表」や。

 

カズキ:公表て、会社名バラされるやつか!それはキツイな。

 

テルヤン:せやねん。新聞とかメディアで報道されて、世間にも知られるから、企業イメージがガタ落ちやで。そうなる前に改善せなアカンわけや。

 

カズキ:実際どれくらいの件数があったんや?

 

テルヤン:近畿運輸局だけでも、去年末の集中監視月間で217の荷主と30のトラック事業者をパトロールしたんやて。それで働きかけが43件、要請が2件、合わせて45件の法的措置や。前回より20件も増えとる。

 

カズキ:めっちゃ増えとるやん!それだけ厳しく見るようになったってことやな。

 

現場の声を拾う活動もしとるんやて

テルヤン:しかもな、オフィス訪問だけやないねん。SAとか道の駅でドライバーさんに直接話聞いとるんやて。

 

カズキ:ほう、それはええ取り組みやな。現場の生の声が一番大事やもんな。

 

テルヤン:262枚もビラ配って、Gメンの活動をPRしとったらしいで。それに11月25日には公正取引委員会と合同で、アポなし訪問までしとるんやて。

 

カズキ:アポなし!それはビビるわ。抜き打ちチェックみたいなもんやな。

 

テルヤン:そうや。問題のある荷主企業11社を突然訪問して、荷待ち改善の取り組みを確認したんやと。これは逃げられへんで。

 

カズキ:他の地域でもやっとるんか?

 

テルヤン:もちろんや。関東運輸局では130社に是正指導、中国運輸局では荷主2社に要請と37件の働きかけを実施しとる。全国規模で動いとるわけやな。

 

カズキ:しかも大学で出前講座までやっとるんやろ?関西学院大学で啓発活動したって話やん。

 

テルヤン:そうそう。若い人にも知ってもらうための活動や。京都府労働局とも合同説明会したりして、地方自治体とも連携しとるんやで。

 

これで業界はどう変わるん?ドライバー目線で考えたら

物流トラックの監視と検査を行う様子
画像: Pixabay

カズキ:でもな、こういう取り締まりが厳しくなって、実際ドライバーさんの環境は良くなるんか?

 

テルヤン:それが一番大事やんな。昨年の新法可決と施行で、法律の後ろ盾ができたから、以前より改善はしやすくなっとると思うで。

 

カズキ:そうやな。でも形だけの対応で終わったらアカンで。ちゃんと現場のドライバーさんが楽になってこそ意味があるわけやからな。

 

テルヤン:ほんまそれ。Gメンの存在を知らんドライバーさんもまだまだ多いやろうし、もっと周知活動が必要やと思うわ。

 

カズキ:おかしいと思ったら通報できるって知っとくだけでも、心強いもんな。泣き寝入りせんでええようになるわけやし。

 

テルヤン:そういうことや。荷主と運送業者の適正な取引が進んで、ドライバーさんの労働環境が改善されるのを期待したいわな。

 

カズキ:結局、物流が回らんかったら日本全体が困るわけやからな。ドライバーさんを守ることが、俺らの生活を守ることにもつながるんやで。ちゃんと意識せなアカンわ。

 

テルヤン:まさにそれ!コンプライアンスって難しい言葉やけど、要は「ちゃんとルール守ろうや」ってことやからな。みんなで業界を良くしていこうや!

 

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出典元:https://mainichi.jp//mainichi.jp/articles/20260302/ctp/00m/020/007000c

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