「休憩所のレストランやお土産コーナーは利用するけど、シャワールームなんて気にしたことない」という方、多いのではないでしょうか。私も高速道路のパーキングエリアを頻繁に利用していましたが、この施設の存在に気づいたのはつい最近のことです。

 

ある日、荷物を運ぶドライバーがバスケットを持ってシャワー室へ向かう姿を目にして、「自分も試してみよう」という衝動に駆られました。調査を進めると、東名高速の鮎沢パーキングエリアや中井サービスエリアには、わずか300円で10分間使える水浴び設備が整っていることが判明。これは意外な発見でした。

 

当初はガソリンスタンドにある同様の設備を利用しようと考えましたが、問い合わせてみると「長距離運転手専用」との回答。一般の旅行者には開放されていないことを知りました。そこで高速道路の休憩施設へと足を運んだのです。

 

初めての体験に備え、タオルや洗面用具を事前に準備。ここで長距離ドライバーたちが専用カゴを持参する理由が理解できました。濡れた用品を持ち帰る際、専用の入れ物があると非常に便利なのです。

 

実際に利用してみると、共同の着替え場所があり、そこからシャワーブースへ。完全に閉じた個室ではなく、西部劇の酒場のような扉で仕切られているのが特徴です。最初は10分という時間が物足りないと感じましたが、実際には洗髪も体も洗い終えてまだ少し余裕があったほど。

 

旅の途中でさっぱりできる贅沢。長距離を移動する方々にとって、この設備がいかに大切か実感できる体験でした。次回の高速道路旅行では、あなたも見落としがちなこの施設を試してみませんか？

 

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