SBSホールディングス傘下のEコマース事業推進部が展開する「EC物流お任せくん」が注目を集めています。このサービスは、物流プロセスの標準化と柔軟なパッケージ提案を軸に、ネット販売業者の成長を支援しています。「販売チャネルが多様化する現在、幅広い対応力が私たちの強みです」と前田氏は語ります。

 

昨今のEC業界では、自社サイト運営から大手モール出店、SNS連携販売まで、販路が急速に広がっています。この変化に対応するため、同社は物流インフラへの継続投資を重視。「短期的にはコスト増に見えても、最終的にはお客様の収益向上につながる」という確信を持っています。

 

同社のサービス特徴は、標準メニューと個別カスタマイズのバランスにあります。ECサイト構築からマーケティング、在庫管理、配送までワンストップで提供可能です。特に大手企業の新規EC参入やスタートアップ支援で高い評価を得ており、「自社にEC専門知識がなくても安心して任せられる」と好評です。

 

昨年2月にオープンした「EC野田瀬戸物流センター」はグループ初のEC専用施設として、1都3県をカバーする戦略拠点となっています。このセンターを中核に、サービス内容は進化を続けているといいます。

 

近年は製造業や小売企業がサプライチェーン全体の効率化に目を向け始め、物流パートナーとの連携強化が進んでいます。この流れは同社にとって追い風となっているようです。「皆さんが抱える課題は、コスト削減と差別化のバランスです。私たちはその両立を支援します」と前田氏。今後はスペック競争だけでなく、販売事業者の満足度向上を戦略の中心に据えていく方針です。

 

 

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