関西地方にある大規模ネット通販企業の配送センターで発生した火災が、およそ1日半にわたる消防隊の懸命な活動によって、ようやく鎮静化しました。あなたが注文した商品もこうした物流施設から届けられているのかもしれません。

 

11日朝、大阪府茨木市に位置するオンラインショッピング大手「アマゾン」の配送拠点「茨木フルフィルメントセンター」で突如として炎が上がりました。翌12日夜までかかり、消防部隊の継続的な活動によって、ようやく火の勢いが抑えられたとのことです。皆さんも普段利用する通販サービスの裏側でこうしたリスクがあることを想像したことはありますか？

 

火元は4階建て施設の3階部分と見られています。幸いにも出火時に建物内にいた370名近くの従業員全員が無事避難できました。もし身近な場所で火災が起きたとき、あなたは適切な避難経路を把握していますか？

 

この物流拠点は、日本有数の規模を誇り、延床面積約6万4千平方メートルという広大な施設です。2019年より本格稼働を始め、最新のロボットテクノロジーを駆使した商品仕分けシステムを導入していました。私たちが何気なく注文したものが、こうした最先端技術によって迅速に届けられる裏側を知ると、物流の複雑さに驚かされます。

 

今回の火災による配送への影響について気になる方も多いのではないでしょうか。今後の復旧状況に注目です。

 

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