古都・京都の風情ある街を舞台にした「コッパディ京都」に足を運んでみませんか？この伝統あるクラシックカーの祭典には、約70台もの歴史的名車が集結しました。参加車両の大半が欧州の名車である中で、ひときわ異彩を放っていたのが真紅の1972年製トヨタ「カローラ レビン」です。

 

「大型補助灯を備えたフロントグリル、高めの車高…この姿、どこかで見たことがある」と感じる方もいるかもしれません。このマシンのオーナー・國江仙嗣さんは、愛する家族と共に初めてこの催しに参戦。かつてJCCA主催のクラシックカーレースでポルシェ911を駆り勝利を重ねた経験を持つドライバーです。

 

このイベントは2008年に誕生し、11回目を迎えた今回は京都府との共同開催となりました。南禅寺や東寺など京都の名所を巡るコースで、古き良き自動車文化と日本の伝統美が融合する素晴らしい光景を創出しています。近年のインバウンド観光客増加の影響で、宿泊施設の確保が難しくなり、参加台数は例年より少なめだったそうです。

 

國江さんは現在、フィットネスクラブ事業の代表として活躍する傍ら、TOYOTA GAZOO Racingとパートナーシップを結び、世界ラリー選手権（WRC）を応援しています。「フィットイージー」のロゴ入りGRヤリスがモンテカルロラリーで2位入賞した実績をご存知の方も多いでしょう。

 

若かりし頃に憧れた日本のモータースポーツの象徴とも言えるこのラリーカーが、今や自らの手によって大切に維持され、家族との思い出を紡いでいます。あなたも古き良きクルマたちが織りなす物語に触れてみませんか？

 

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