「パンサー」メンバーの菅良太郎氏（43歳）が、読売テレビの深夜番組「にけつッ!!」に登場し、命にかかわる深刻な健康問題について赤裸々に語りました。番組は2023年5月4日に放送されています。

 

「体型は普通なのに、なぜ？」という共演者の疑問に対し、菅氏は家系に原因があると説明。検査では驚くべき結果が出たそうです。一般的に時間あたり5回の呼吸停止で軽症とされる中、菅氏の場合は何と45回。最大で160秒もの間、呼吸が途絶えていたとか。医師からは「あなたの体内環境は、ヒマラヤ登山の中継地点と同等です」と指摘されたといいます。

 

この危険な状態を改善するため、菅氏は最新医療技術の恩恵を受けました。体内に埋め込まれた精密機器が舌の神経に電気信号を送り、気道を確保するという仕組みです。「リモコンで自分の体をコントロールできるんですよ」と語る姿に、スタジオからは驚きの声が。「映画に出てくるような未来的な治療法ですね」と共演者も興味津々でした。

 

あなたも睡眠中に何度も呼吸が止まっていませんか？菅氏は「治療前は慢性的な頭痛や日中の強烈な眠気に悩まされていました」と振り返ります。「この症状は気づかないまま進行することが多いので、心配な方は検査をお勧めします」というメッセージは、視聴者の健康意識を高めたことでしょう。

 

話題は家族にも及び、同じ症状に苦しんでいた父親について触れました。バリ島でラーメン店を営んでいた父親は、ユニークな発想の持ち主だったようです。「野良猫だらけの島で猫カフェを開くと言い出したほど」と笑いを交えながら故人を偲ぶ菅氏に、「適切な睡眠がいかに大切か」という番組の結びの言葉が重みを持ちました。

 

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